自分で幸せをみつけ行動する
リフレクションとは、過去の経験を未来への原動力に変えることです。
自分の考えや言動、そして感情を振り返ることで、過去の成功や失敗、挑戦を糧にし、未来の行動へと活かしていくことができます。
私が提供するリフレクションでは、まず自分と向き合うセルフワークを行い、その後、グループでのシェアを通して気づきを深めていきます。
セルフワークでは、「メタ認知」を意識することで、ふりかえりや対話の質がより高まるよう工夫しています。
メタ認知とは、自分の思考や行動を客観的に捉え、理解することを指します。
このプロセスを通じて、これまでの常識や思い込みにとらわれず、より広い視点や価値観に触れることができるようになります。
自分を深く知ることで、自分なりの幸せに気づき、主体的な行動につながります。
そして、自分への理解が深まることで、他者への理解や共感も自然と育まれていきます。
変化が激しく、情報があふれる現代。
「何をどう選べばいいの?」「このままで大丈夫?」
そんな不安やストレスを抱えながら、私たちは日々、選択と決断を繰り返しています。
少し先に目を向けてみると、これからの時代を生きていく子どもたちの未来は、いったいどのようなものになっていくのでしょうか。
どんな世界で、どんな価値を選び取りながら、生きていくことになるのでしょうか。
そんな、これからを生きる子どもたちが、自分らしく歩んでいけるようにするには
今を生きる私たち大人の姿勢や関わり方が、これまで以上に大切になってきます。
これからの時代に必要なのは、
自分の考えを持ち、相手と伝え合い、共に創っていく「対話の力」。
対話の中で交わされるのは、価値観や感じていること、ときには迷いや違和感といった、言葉にしづらい思いかもしれません。
正解のない問いに向き合いながら、互いの視点や思いを重ねることで、新たな気づきが生まれ、これからの道筋が少しずつ見えてくる。
対話の力は、単に意見を交換することだけではなく、相手の立場や感情を理解し、共感を持つことにもつながります。
そんなプロセスこそが、「対話」を通じて私たちがともに創り出していく未来そのものなのだと思います。ただ、こうしたコミュニケーションの力は、誰かから教わるだけではなかなか身につかないものです。
だからこそ、まず私たち大人が、自分を見つめ、問い直す時間を持ち、自分で考えて行動することが大切だと感じています。
子どもたちの未来のために、いま大人ができること。
それは、自分と向き合うリフレクションから始まります。
自分を見つめ直すことこそが、未来を築く第一歩です。
C*LIFE 伊藤由起子
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